7/27(火) ䷐ 澤雷隨(たくらいずゐ) 二爻

【運勢】
随は、従うという意味ある。
付き合う人をしっかりと考える必要がある。目先に囚われて、近くに良い人がいるのに気づけていない。
周りからの受ける影響は大きい。だからこそ、しっかりする必要がある。


【原文】
《卦辭》
隨(ずゐ)は元(おほ)いに亨(とほ)る。
貞(てい)によろし。咎めなし。彖(たん)に曰(い)はく、隨は剛に來たりて柔に下る。動いて說󠄁(よろこ)ぶは隨(ずゐ)。元(おほ)いに亨(とほ)り、貞。咎めなし。しかして天下時に隨(したが)ふ。時に隨(したが)ふの義、大なるかな。象に曰はく、澤中に雷あるは隨。君子以て晦(みそか)に嚮(むか)ひて入りて宴息(えんそく)す。


《爻辭》
六二。小子に係れば、丈夫を失う。
象に曰く、小子に係るとは、兼ね与(くみ)せざるなり。


【解釋】
〔王弼、通解の解釋〕
《卦辭》
隨はしたがうの意󠄃味である。内卦は震で動き、外卦は兌であり、よろこぶの意󠄃である。君主が行動するとき、人々はよく協力してくれ、思い通りにできる。人々は時機にしたがい行動する。


〔王弼の解釈〕
《爻辞》
陰にいて世に隨い、ひとり立つことができない。必ず係ること有る。隨の時に居て、柔弱である。夫の剛動なるに乗る。どうして志を乗らないか。近づく所に違い、此に隨って彼を失う。両方を取ることはできない。五爻は、己の上にいて、初爻は、己の下にいる。故に「小子に係りて丈夫を失ふ」という。

コメントを残す