5/28(土) ䷕ 山火賁(さんかひ) 初爻

5/28(土) 山火賁(さんかひ) 初爻


【運勢】
装いを整え、自らの価値を高めるのに良い時。
外面を気にし、内実が伴わない様ではいけない。
誠実さが大切である。
新しい試みを行う時は、形から入るのではなく、身近な所から進めると良い。
苦労から逃げてはいけない。


【結果】
䷕◎
山火賁(さんかひ) 初爻
《卦辭》
[上爻 少陽][五爻 少陰][四爻 少陰]
[三爻 少陽][二爻 少陰][初爻 初陽]
《爻辭》
[初爻]


【原文】
《卦辭》
賁は、亨る。小しく往く攸有るに利し。
彖に曰く、賁は亨る。柔來たりて剛を文る。故に亨る。剛を分かちて上りて柔を文る。故に小しく往く攸有るに利し。天文なり。文明にして以て止まるは、人文なり。天文を觀て以て時變を察し、人文を觀て以て天下を化成す。
象に曰く、山の下に火有るは、賁なり。君子以て庶政を明らかにし、敢へて獄を折むることなし。

《爻辭》
初九。其の趾を賁る。車を舍てて徒す。象に曰く、車を舍てて徒すとは、義として乘らざるなり。


【解釋】
〔王弼の解釋〕
《卦辭》
剛柔分かたざれば、文何に由りてか生ず。故に坤の上六、來たりて二の位に居る。柔來たりて剛を文るの義なり。柔來たりて剛を文り、位に居りて中を得。是を以て亨る。乾の九二、分かちて上位に居る。剛を分かちて上りて柔を文るの義なり。剛上りて柔を文り、中の位を得ず、柔來たりて剛を文るの若くならず。故に小しく往く攸有るに利し。

《爻辭》
賁の始めに在り、剛を以て下に處り。无位に居り、不義なるを棄つ。夫の徒歩するに安んじ、以て其の志に從ふ者なり。故に其の趾を飾る。車を舍てて徒す。義として乘らざるの謂ふなり。

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