6/7日 ䷧ 雷水解 初爻

《運勢》

何かしら、疑いをかけられる事がある。

しかし、これを心配する必要はない。

今日は、物事の本来の性質が現れるので、善人が認められ、悪人は否定されるだろう。

《原文解釈》

解はとけること、西南の方角に行くと仲間を得られる。

西南でやることが無くなれば、東北に戻ればよい。

下卦の☵水は困難であり、それを脱するには行動すべきである。

しかも速やかに行動するのが良い。

初爻は咎めがない。険難は速やかに解決するであろう。

《原文》

解は西南によろし。往くところなし。それ來たり復すれば吉。往くところあれば、夙(つと)にして吉。彖(たん)に曰(い)はく、解は險(けん)以て動く。動いて險(けん)より免(まぬが)るるは解。「解は西南によろし」とは、往(い)きて衆を得るなり。「それ來たり復して吉」とは、乃(すなは)ち中を得るなり。「往くところ有れば夙(つと)にして吉」とは、往きて功あるなり。天地解(ひら)けて雷雨作(おこ)り、雷雨作(おこ)りて百果艸木(ひゃくかそうもく)皆甲拆(こうたく)す。解の時大なるかな。象に曰はく、雷雨作るは解。君子以て過ちを赦(ゆる)し、罪を宥(ゆる)す。初六。咎めなし。象に曰はく、剛柔の際、義咎めなきなり。

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